イジメは無くなるのか?する側、される側どっちが悪いの?

今回のテーマはイジメについて。

昔から幾度となく議論され、問題解決にあたられて、みんなが声をあげている。


でもイジメって一向になくなる気配がありませんよね。

下手をすれば幼稚園や保育園からイジメが始まり、小学校でエスカレート、中学生になれば知恵もついてえげつないイジメが展開されます。

高校生のいじめはもはやヤクザやマフィアかと言わんばかりの凄惨さもあるでしょう。


そして社会に出れば、今度は上司や同僚、取引先からのイジメもあり得ます。


まず単純な疑問として、


イジメは無くなるのか?


これはみなんさんどう思いますか?

私個人の考えですが、人間が生きている限りイジメは無くならないと思います。


ですので、イジメが無くなるのか?という問いに私ならばこう答えます。


『人間全てがいなくなれば、イジメも無くなるでしょう。』


それこそ世界滅亡でもしなければイジメなんて無くなりません。

もちろん、無くそうという気持ちはとても大事です。

ただ、無くなるものだと考えて問題解決にあたるのは本質から目を背けていると思います。


イジメはあって当然、だからどういう状況でおこるのかを考えてイジメが起こるのを未然に防いだり、また起こってしまったのならば早急な解決を周囲が図ることが大切だと思います。


スタンフォード監獄実験はあまりに有名な事例ですが...

スタンフォード監獄実験につきましては左記のリンクからWikipediaを参照ください。


つまり、人間という生き物はイジメやすい環境さえ整ってしまえば誰もが簡単に悪魔になる可能性があるのです。


昨今のインターネット掲示板、Twitter(ツイッター)やInstagram(インスタグラム)、LINE(ライン)などのSNSを使ったイジメはみなさんも心当たりがあることでしょう。


自分が安全地帯に居るのならば、相手をいたぶることが人間は大好きなのです。


もちろんそうでない人もいます。

むしろ攻撃的なのは一部の人間だけだと信じたいです。


でも攻撃的な人間だけがイジメの加担者ではないのです。

例えば学校や職場で率先してイジメを行う人物はおそらく少数でしょう。


しかし、その少数が強い力を持っていると周りはそれを咎めることが出来ません。

時には積極的にイジメに加わることもあれば、無視や見ないふりをしてイジメられる側を絶望へ追い込みます。

イジメの怖いところは孤立する、というところにあります。


イジメを受けていたらまずは相談


相談相手が身近に見つからない時は相談に乗ってくれる団体が民間にも国にもあります。

下記にリンクを貼りますので、今イジメに苦しんでいる人は見てみてください。


イジメに関する相談先一覧のリンク


電話だけでなく、LINEやチャットでも相談できるので、いきなり電話はしづらいと言う方でも気軽に相談できます。


イジメはする側、される側どちらが悪い?


どちらが悪いかと言われれば、間違いなくイジメをする方です。

しかし、イジメが発生する原因としては時にはイジメを受ける側にもあるケースがあります。


あくまでも、原因があるケースがあるのであって、イジメをされる側が悪いわけではありませんのでここはご注意ください。


いかなるケースでもイジメが肯定されたり、イジメをしていいということなどありませんので。


イジメを受けてしまう原因


どうして自分がイジメのターゲットになってしまったのか?

なぜだか分からない、という方が大半だと思います。

そしてイジメている側も何となくムカつくなど、曖昧な理由でよく分かっていないことが大半だと思います。


おそらくきっかけは些細なことで、それが引き金となり一度イジメをした人間はストレスが発散されたかのようなスッキリした気持ちでそれを脳が快楽と受け取ってイジメを続けてしまうのではないでしょうか。


ですので、イジメについてはイジメを受けるきっかけとなってしまった出来事、そしてイジメる側の精神的な問題の二点から考える必要があるでしょう。


イジメを受けてしまう原因のひとつとして私の思いつく限りで箇条書きにします。

・気弱で言い返して来なさそうだから(反撃されない=自分が安全圏にいられる)

・立場的に弱く反撃できないだろうと思われている

・悪気なくいった言葉が相手を怒らせた

・悪気ない行動が相手を怒らせた

・相手に嫉妬をされる間柄である

・仕草や外見など相手にいじられやすい特徴がある

・住んでいる場所で差別を受けている

・肌の色や生まれのルーツで差別を受けている

・思想や宗教で差別を受けている


他にも様々なことをきっかけにしてイジメは始まるかと思いますが、あくまでも一番の原因はイジメる側の精神状態にあります。

ですので、上記の箇条書きはきっかけのひとつとしてみてください。


では次にイジメる原因とは何でしょうか?


イジメをする原因


イジメが起きる原因は一つでは無く、様々な要因が重なって起こるものだと思われますが、まずはイジメをする人間にはどんな原因があるのでしょうか。


・強いストレスにさらされていて、自分より弱者をいじめることで自分のメンタルバンランスを保とうとする

・自分自身が先輩や親などに虐待やイジメを受けている(イジメを受けていることで、イジメをすることにも抵抗が無くなっている)

・イジメをすることに快楽を感じ、それがいけないことだという道徳心が無く、自らを律する自制心が無い状態

・刺激を欲しており、自分自身への刺激がイジメという手段によって得られている

・イジメをすることで、自分より弱者がいることによって自分が優れていると錯覚をする(歪んだ形で自己肯定感を得ている)


イジメをする側にも様々な要因があるかと思いますが、他にも環境によって人格へ影響を受ける場合もありますね。

それが先に述べたスタンフォード監獄実験です。


如何なる理由があろうともイジメが肯定されるものでは無い


イジメは例えどんな理由があっても許されるものではありません。


親に虐待を受けて育ったからイジメてしまいました。

なんて聞くと同情の余地もありそうですが、例えこのケースでも虐待を受けたことがイジメを許される免罪符にはなりえません。


まず、このケースではイジメをキチンと反省したうえで、悪いことをしていると知った上で、イジメている側のメンタルヘルスケアに努める必要があります。


ですので、イジメを解決するにはイジメを受けている側の相談を聞くだけでは不十分です。


しかし、最優先されるのはイジメを受けている側の心のケアです。

特に幼少期に受けたイジメは何年、何十年経とうとも死ぬまで忘れることは無いでしょう。


その傷は将来再び広がることだってあります。


ですので、イジメが起きた時に最優先されるべきはイジメを受けた側の心のケア。


そしてイジメが起きやすい環境を改善する。


そのうえでイジメを行った者たちの聞き取りや必要であればケアを行います。


イジメ受けている側には死ぬほどつらい状況であっても、イジメをしている側は大したことをしていると思っていない、罪の意識が薄いケースも多いと思います。


ですので、子供のころからの人格形成はとても大事なことです。


イジメをしない、イジメを許さない人間を一人でも多く育てることがこの世界からイジメを無くす一番の方法だと思うのです。


しかし、それでもイジメは無くならない。

だからみんなでこれからも考えて、自分の身近なところからでもイジメを無くしていくのです。


最後に


最後になりますが、もしこのブログを読んでくださっている方にイジメをしている意識が少しでもあるのならば考えていただけないでしょうか?


もしあなたの家族や友人がイジメを受けていたらどんな気持ちになりますか?

誰にだった大切な思ってくれている人がいるのです。

あなたの目の前にいる相手にも、もちろんあなたにも。


そしてイジメを受けて苦しい毎日をすごしている方。

信頼できる相談相手がいることがベストですが、それも難しい場合は民間や国の相談機関へ勇気をもって連絡してみてください。


それも難しい場合はコメント欄から私へ気軽にお尋ねください。


人生にはいくつかのステージがあります。

ステージが変われば環境も、周りにいる人間も変わっていきます。


我慢していれば時間と共に環境が変わることもありますし、今が耐え難い状況でしたらすぐに逃げだしたっていいのです。


学校を辞めたっていい、仕事を辞めたっていい、家でしたって良いのです。

今までのレールから外れても、あなたがより良くなる道は一本道ではありません。


その道探しが自分では難しい場合でも、必ず助けとなるものがあります。

助けてくれる人がいます。


少しの努力と少しの工夫でも人生は十分に変わるのです。

あんたの人生がこれから先、輝いていくことを願っています。


最後まで私のブログを読んでくださり、ありがとうございます。

またお会いしましょう。

悩みのエリクサー

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