ツイッターやインスタグラムで怒り狂う人たちと言葉の暴力
ツイッターをやっている時にタイムラインで他の方の投稿を目にします。
そしてとっても気になるのです。
なぜみんな、あんなに怒り狂っているのか?
あるいは冷静に見える文面でもとても攻撃的な内容だったりします。
そういう書き込みをするときの気持ちが全く分からないわけではありません。
しかし、気を付けていただきたいのです。
言葉には力があります。
そういうと大げさだと思いますか?
では例えば、好きな人に好きと伝えるとどうなりますか?
両想いの相手であれば伝えたほうも、伝えられた方も嬉しい気持ちになります。
頑張れ!と言われると力が湧いてきます。
自分を否定する言葉をぶつけられると悲しい気持ちになります。
そう、言葉にはちゃんと力があるのです。
だからこそみなさん、私自身もそうですが言葉というものをもっと大切にしてきませんか。
少し前に、SNSでの度重なる攻撃が原因と思われる自殺事件がありました。
被害者はまだ20代の女性です。
言葉の力は良い方にも働きますし、悪い方にだって働きます。
言葉が人を殺すことだってあるのです。
でも、もちろん言葉が人の命を救うことだってあります。
先行きの見えない不安な時代、家庭や職場でのストレス。
人間関係の疲れ。
そんな負の感情を吐き出したくなったときに顔の見えない安全圏から攻撃できるSNSが使われやすいのだと思いますが...
負の言葉、と言うのは相手を嫌な気持ちにしますが、実際のところ使っている本人にも悪影響があるように思います。
SNS上では時に口論や議論に発展して、どうにか自分が正しいかを認めさせたがったり、相手を貶めて一時的な優越感を感じるかも知れませんが、それを繰り返してもおそらくほとんどの人が満たされてはいなのではないでしょうか。
ストレスを発散させることはもちろん大事なことですが、その根本となる原因を取り除かないことには次々と発生するストレスから逃れることは出来ません。
しかも、その一時的な発散を他人へぶつけるなどもってのほかです。
どっちが正しいのか?
に固執過ぎずに、両方正しいという見方も大事なのではないでしょうか。
十人十色、それこそ人それぞれに考え方から好みまで千差万別です。
違う意見が生まれた時に、こっちじゃないといけない、と言うことは無いのです。
じゃあ、SNSで攻撃するのも多様性を認めるものか?
と言われてしまうとこの議論に終わりは有りませんが、私は個人的に優しい世界が好きなのです。
そして、そうでない人間がいることも経験上分かっています。
どうしようもなく攻撃的な人間はいるものです。
きっと、それこそ死ぬまで彼らは他人への攻撃を止めないでしょう。
でも、もしもこのブログを読んでいただいて、他人を攻撃することへの虚しさを感じていただける方がいらっしゃるのならば...
どうかあなたの周りに優しい世界を創ってください。
それをひとりひとりが実行すると世界中が優しくなると思います。
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