子供の意思を尊重してますか?
最近気になってしまうこと。
スーパーとかイオンで小さいお子さんを連れている親御様たちなのですが...
『コラっ!止めろって言ってんだろテメー!』
このような罵声でお子さんへ怒ってらっしゃる方をお見かけします。
子育ては大変なものだと思いますし、元気にお子様を育てていらっしゃるのですからそれだけでも立派ことです。
ただ個人的に気になったのは、子供のためを思って叱るのと、自分の怒りをぶつけるのは別物だということです。
人間ですから感情がありますので、その感情が爆発してしまうのは大人でもありえますからしょうがない時もあります。
でも、罵声をあびせられた子供の気持ちを考えてみてください。
自分のやっていることを否定される。
汚い言葉で怒られているなら、自分もそれをやっていいんだと思う。
汚い言葉でお子様を叱っていると、その子はその言葉を覚えますし、暴力を振るわれる子は暴力を振るうようになったり、あるいは心に傷を残します。
それはきっと一生消えないものです。
子育てに誰にも当てはまるような正解は無いでしょうし、人それぞれのものではありますが、子供の意思を尊重するということは大事なのではと思います。
例えばイタズラをしてしまった時、いきなりテメーと怒鳴りちらすのではなく、どうしてイタズラをしたのか?何がしたいのか?を聞いてあげたり、ダメなイタズラであればどうしてダメなのかをしっかりと目を見て話したり。
自分では気づけなかったことを子供は思っていたかも知れません。
あとは日本人は特にスキンシップが少ないように感じます。
抱っこをせがむ子供に、何を甘えてるの?とか、抱っこ癖ついちゃうから。と否定する場面を目にすることもあります。
これも個人的な考えですが、愛情はちゃんと伝えないと伝わらないと思います。
抱っこ癖には諸説ありますが、個人的には子供に対して愛されているという満足感を与えるのは親の義務だと思っています。
自分は愛されているんだ、というところから自己肯定感が根付き自立していくものだと思います。
人間は、というと極端な話に聞こえるかもしれませんが愛されることの喜びがとても大きいと思います。
それをしっかりと子供へ伝えてあげる抱っこは素晴らしいものです。
もちろん違う考え方のかたもいらっしゃると思いますが、私が実際に子育てをしながら感じていることです。
過度なイタズラや間違ったことをしてしまった時には愛情をもって叱ることも必要だと思います。
大変なことも多いですが、成長が楽しみでもある子育てを、今しかない時間を楽しんでいきましょう。
0コメント