結婚に夢は見れるか

結婚はゴールではなくスタートだと良く言われます。


結婚生活は幸せだと言う人がいれば、結婚生活は地獄だと言う人がいます。


誰の話が正しいのでしょうか?


果たして結婚に夢を見ることは出来るのでしょうか?


その答えはあなたが結婚するまで分かりません。


でもひとつ言えることは、結婚生活を良いものにしようとしている人は良いものになっていきますし、投げやりになってしまっては破綻してしまいます。


なぜ結婚に憧れをもったり、幸せを夢見るのか?


結婚を意識する適齢期になると、やはり同世代の友人たちが次々と結婚していきます。


婚約してからは両家のあいさつ、結婚式の段取り、新婚旅行の計画、入籍手続きなどめまぐるしい忙しさです。


やはり、人間の根源的な目的は子孫を残して生存競争を生き抜くことですので、単純に結婚というのは本能的に憧れるものですし、また伝え聞く結婚生活と言うものは一般的には良い方の、いわば表面の話が多いので結婚は良いものだと単純に感じる方もいるでしょう。


そして特に女性が結婚に憧れるのは結婚式の花嫁姿のイメージが強いかも知れませんね。

純白のドレスを身にまとい、親族や友人、知人を呼んで二人の新たな門出をお祝いしていただく結婚式はやはり花嫁が主役。

その姿は憧れそのものです。


そして、子供を授かれば両親へ孫を抱かせてあげることができ、子供を交えた家族の生活が始まります。


それはきっと幸せなことのはず。


そう想像を膨らませれば、結婚へ夢を見るのは当然でしょう。

結婚が地獄に変わる瞬間、価値観の相違とは?

しかし、早々上手いことばかりが続かないのが現実の厳しいところ。


昔、成田離婚などという言葉が流行りました。


結婚して、幸せの只中で迎える新婚旅行。


幸せの絶頂にいるはずの二人が新婚旅行から帰った瞬間に離婚してしまうというものです。


にわかには信じられないかも知れませんが、現実に、しかも多数起こった出来事です。


なぜにそんなことが起きてしまうのか?


人間はみなそれぞれに産まれも育ちも異なり、大人になるころには心の奥底にゆるぎない価値観を持っています。


友人関係や職場では、多少の価値観の相違があったとしてもうやむやに出来るでしょう。


しかし、結婚生活ではそうはいきません。


言ってしまえば、それまで他人だった二人は家族になるのですから価値観の摩擦はすさまじいものなのです。


その摩擦は婚約をして、結婚へ向いて準備をした瞬間から顕著に現れます。


結婚式を行うとなれば、親族の付き合い方、お金の使い方など二人の考え方を裸になってさらけ出すことになります。


その時になって初めて気づく相手の、今までは知らなかった顔。


恋人同士であれば、多少の違和感を感じてもスルーできたことが夫婦には究極のストレスとなります。


そのストレスの積み重ねも、結婚式を終えるまでは我慢できます。


結婚式を無事に執り行うというお互いに共通の目的がありますから。

ましては、周囲へ結婚を知らせてしまった以上簡単には取りやめることも出来ません。


そのストレスの積み重ねが新婚旅行中にピークを迎えて離婚にまで発展してしまう訳です。


価値観の相違をどう乗り越える?

この価値観の相違は実にやっかいです。


だってどっちが悪いという話では無いのです。


どっちも正しいのに、その正しさが一致しない矛盾はすさまじいストレスです。


ではこの価値観の相違をどう乗り越えて離婚を防げばいいのか。


それは物事を見る視点を自分のものだけでなく、相手の視点からも考えてみるのです。


自分はこう思う、でも相手だったらどう思うだろうか?


離婚しない限り、死が二人を分かつまでずっと付き合っていく問題ですからこの、相手はどう思うか?考えるのはとても大事ですよ。


それでも、どうしても理解できないこともあるでしょう。


その時は考えるのを止めるのもいいでしょう。


まぁ。そういうこともあるか!と。


結婚生活では時には白黒をつけずに灰色にしておくことだってとても大切なこと。


だって、あなたはあなたで、相手は相手。


絶対に分かり合えない所だってありますとも。


大切なのは相手の考えを理解しようとすること。


相手のことを思いやることです。


どうかあなたの結婚生活に幸せな夢がありますように。


悩みのエリクサー

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